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2022.05.07

来月1日より犬・猫の販売時にマイクロチップ装着の義務化スタート

「動物の愛護及び管理に関する法律施行令の一部を改正する法令」が閣議決定されました。 2022年6月1日に施行される改正動物愛護法では、犬・猫の販売時にマイクロチップ装着が義務化されます。 既に犬や猫を飼っている方で新たにマイクロチップを埋め込みたい場合は動物病院で相談し、費用は5千円から1万円程度が相場です。飼い主自身で「動物ID普及推進会議」へ登録が必要です。 マイクロチップを埋め込む事で、災害時やペットが脱走してしまった時でもペットに会える確実が高くなります。 登録は必須です。
一方、ブリーダーやペットショップからの購入でははく、保護犬・保護猫の場合にはマイクロチップの装着は努力義務とされています。

マイクロチップの装着は地元の動物病院で可能です。
お住まいの地域によっては行政が補助金を出して装着を促しているところもあります。
マイクロチップを装着した後、飼い主情報を登録するのも義務となります。
登録作業はパソコンやスマホから可能です。
指定登録機関には、公益社団法人日本獣医師会が指定されています。

マイクロチップリーダー

登録された情報を読み取る為にはマイクロチップリーダーが必要ですが、一般に販売されています。
保護活動をされている諸団体や動物病院にはチップリーダーが必要となってくるでしょう。

マイクロチップの装着の義務化について「知らなかった」という人がペット飼育者の5割以上との調査結果もあり、「マイクロチップを装着したくない」と答えた方は7割を超えるとも。
「可哀そう」「完全室内飼いだから不要」、というお気持ちも分かります。
ただ、様々な事情、偶然や事故によって脱走・迷子になったときの悲惨さを考えればセーフティーネットという意味でも個体情報を登録しておく意義はあると思われます。

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